【施術改善例】 半年前からの股関節の痛みは鼠径靭帯を緩めて改善

施術例

50代 女性

来院

2016年5月

症状

半年前から左股関節が痛くなってきた

飲食店の調理仕事なので

長靴を履くときに左の股関節が痛くて

脚をあげられない

 

 

時々左のこめかみも頭痛が起こる

 

 

左股関節は屈曲動作で痛く

あぐらもかけない

 

 

近くの整形外科に行って診断を受け

レントゲンを撮って

「骨には異常なし」

 

夫の行っている整骨院に行って

数回強いマッサージを受けて

股関節の痛みも取れないし

全身筋肉痛のような感じになった

 

 

このままでは

「引きずって歩くことになるのでは」

と不安にかられて

来院された。

 

施術内容と経過

初回施術

検査

上半身 左側屈強

上半身 左ねじれ

下半身 不明

 

左股関節  屈曲 50°で痛み

外旋 不能

伸展 5°

 

中小殿筋 拘縮強

鼠径靭帯 圧痛著名

筋肉の拘縮が強いことが

股関節の痛みを作っていると予測

施術

骨盤矯正

骨盤・股関節周囲の筋弛緩

神経筋連鎖法

中小殿筋―三角筋

鼠径靭帯―鎖骨下部

 

筋肉の連鎖反応がでるので

中小殿筋 鼠径靭帯弛緩ができた

圧痛軽減

2回目施術  一週間後

好転反応なし

痛みの変化なし

施術は初回と同じ

3回目施術  2回目から1週間後

少し股関節を屈曲しやすくなる

 

ペインスケール(PS)

10→8

 

なんとなく痛みがやわらいだような

感覚になったとの報告

4回目施術 3回目から1週間後

ペインスケール

10→4

3回目の施術後より急に痛みが引いてきた

歩きやすくなった

 

長靴を座ってでないと履けないのが

半年ぶりに立位でも履けるようになってきた

8回目施術

ペインスケール

10→2

ほぼ痛みを感じずに脚を上げることができる

 

股関節外旋は出来ない

幼少期のことを聞くと

小さい頃からあぐらをかいて座るって

事は出来なかったことが判明

 

先天性股関節脱臼の疑い

レントゲンを撮ったことがないので

推測的に判断

 

同時に施術した症状

使用した手技 もしくはポイントとなる部位

骨盤矯正

骨盤・股関節周囲の筋弛緩

神経筋連鎖法

中小殿筋―三角筋

鼠径靭帯―鎖骨下部

考察

半年程股関節の痛みを

訴えられていたようですが

先天性股関節脱臼の疑いがある方でした。

 

 

今までにレントゲンを撮ったことが

ないので正確な判断はできません。

 

 

しかし、痛みが解消した後でも

股関節を外旋(あぐらをかく姿勢)

が出来ないことなので

先天性股関節脱臼は可能性があると

考えられます。

 

 

先天性股関節脱臼があったとしても

股関節の痛みは軽減することが

認められました。

 

 

股関節を取り巻いている

筋肉群が強固になっていた状態だったのが

原因でした。

 

 

深い部分から筋肉の弛緩をさせることで

関節面の動きがなめらかになり

痛みが解消されたのです。

 

 

先天性股関節脱臼があったとしても

幼少期からずっと痛みを抱えている

ということはなく

股関節の使い方や体のバランスの不具合が

生じるきっかけがあって

痛みや関節自体の動きが悪くなることがあります。

 

 

関節窩が全く無く手術しか

治す方法がない場合以外は

改善はすることは認められています。

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