施術例
女性 60代
来院
2016年2月
症状
すべり症
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
腹部の筋緊張
3年前より腰の痛みを感じてきた。
整形外科に受信すると
すべり症
腰椎椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
と診断される
症状としては
腰の痛み、下肢へのシビレ
腹部の痛み(筋緊張による)
介護職で利用者を抱える作業が多く
中腰も多い
特に起床時のツラさが一番
目覚めてベッドからぬけ出すのに
約1時間かかってしまう
腰部・腹部の痛みが強く
体が硬直しているようになっている
この1年ぐらい毎日
起きるのに1時間かかっているそうです。
整形外科では痛み止めとシップを
出されているが一向に回復しない。
2016年4月に上海に3ヶ月間
帰る予定にしているが
痛いので不安になっている
腹部の痛みも整形外科・内科で受診したが
特に異常ないということ
腹部の異常緊張から
大腰筋・腹直筋が大きく関係していると
予想して施術にあたった。
施術内容と経過
初回施術
検査
前屈 30°以上出来ない
後屈 10°以上出来ない
上半身ねじれ 左回旋強く 右回旋痛みが増強
下半身ねじれ 両方の外旋が強い
右短下肢 20ミリ
腰部・殿部・腹部の筋緊張が強い
圧痛著名
施術
骨盤矯正 右短下肢を戻す
梨状筋調整
腰方形筋調整
仙腸関節調整
大腰筋調整
腹直筋・腹斜筋調整
施術後
上半身の回旋良くなる
右短下肢なくなる
痛みの変化はなし
2回目施術 3日後
朝の起きる時にかかる時間は同じ
施術は初回と同じ
3回目施術 2回目から4日後
朝起き時に痛みは同じ
全体的な痛みが少し
緩和したような感じがする
施術は初回と同じ
6回目施術 5回目から3日後
朝起き時に変化あり
今まで1時間は動かせなかったのが
30分程で動けるようになってきた
施術は同じ
9回目施術 8回目から4日後
朝起き時にかかる時間が
10分で動けるようになった
介護の仕事後は
痛みが増強
しかし、今までよりは動けるようになってきた
痛みはあるものの
動きが変わってきた。
本人も喜ぶ
前屈 30°以上出来ない
後屈 10°以上出来ない
上半身ねじれ 左回旋強く 右回旋痛みが増強
下半身ねじれ 両方の外旋が強い
右短下肢 20ミリ
腰部・殿部・腹部の筋緊張が強い
圧痛著名
骨盤矯正 右短下肢を戻す
梨状筋調整
腰方形筋調整
仙腸関節調整
大腰筋調整
腹直筋・腹斜筋調整
施術後
上半身の回旋良くなる
右短下肢なくなる
痛みの変化はなし
2回目施術 3日後
朝の起きる時にかかる時間は同じ
施術は初回と同じ
3回目施術 2回目から4日後
朝起き時に痛みは同じ
全体的な痛みが少し
緩和したような感じがする
施術は初回と同じ
6回目施術 5回目から3日後
朝起き時に変化あり
今まで1時間は動かせなかったのが
30分程で動けるようになってきた
施術は同じ
9回目施術 8回目から4日後
朝起き時にかかる時間が
10分で動けるようになった
介護の仕事後は
痛みが増強
しかし、今までよりは動けるようになってきた
痛みはあるものの
動きが変わってきた。
本人も喜ぶ
11回目施術 10回目から10日後
朝起きる時の時間
5分ぐらいで動けるようになってきた
10→ 3ぐらいになった。
この時点で上海に3ヶ月帰るので
施術は一度中止
同時に施術した症状
使用した手技 もしくはポイントとなる部位
骨盤矯正 右短下肢を戻す
梨状筋調整
腰方形筋調整
仙腸関節調整
大腰筋調整
腹直筋・腹斜筋調整
神経筋連鎖法
AKA
考察
すべり症と腰椎椎間板ヘルニア、
脊柱管狭窄症を
発症している事から
すぐに症状が良くなることは
難しいと考えられた。
4月に上海に帰るということで
続けての施術が中断されるが
それでも良いということで
対応することになった。
毎朝、一時間布団の中で
起き上がるために時間を使っていた
時間を使っていたというより
痛くて動けない動かせない状態だった。
内科的に腹部に異常がないということで
大腰筋・腹直筋・腹斜筋の
影響が大きく考えられた。
骨盤を含む骨格の歪みをとることと
腹部の筋肉
大腰筋・腹直筋・腹斜筋の弛緩を
重点的にとることにした。
その結果、段々と起床時の
動けるまでの時間が短縮していった
朝の動きが改善するだけでも
夜寝る時に次の朝にまた
痛くなるのではなかという
不安は解消できた。
最終的に1時間かかって起き上がっていたのが
5分程で動けるようになって
歪みと大腰筋、腹直筋、腹斜筋
が関わっていたということである。