2024 10/4
五十肩による肩の可動域制限と夜間痛 52歳 女性 事務職
半年前から左肩を動かすと痛みを感じるようになり、次第に腕を上げる・後ろに回すといった動作が困難に。
整形外科では「肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)」と診断され、湿布とリハビリを勧められたが、夜間の痛みが強くなり睡眠にも支障をきたすように。
「服の脱ぎ着がつらい」「髪を結ぶのができない」といった日常動作に不便を感じ、改善を求めて来院された。
初回の状態
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左肩の挙上が90度程度で制限(前方・側方ともに)
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外旋動作(髪を結ぶ・洗髪)ができない
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夜間痛があり、寝返りでも目が覚める
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左肩関節周囲(特に前方と外側)に圧痛
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上腕三頭筋・小円筋・肩甲下筋の硬結あり
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猫背傾向が強く、肩甲骨の可動が低下
施術内容と経過
施術は肩だけにフォーカスせず、姿勢(猫背)と肩甲骨の動き改善からスタート。肩関節は肩甲骨と胸郭の協調運動が重要であるため、まずは胸椎の可動性や肋骨の動きを改善することで、肩にかかる負担を減らす方針とした。
1〜4回目
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肩甲骨周囲の筋膜リリースを中心に施術
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肩を動かす際の「引っかかり感」が軽減
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夜間痛も少しずつ軽減し、寝返りが打てるようになる
8回目
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前方・側方挙上ともに120度以上まで改善
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服の着脱がスムーズに
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「日常動作がかなり楽になってきた」と笑顔が見られる
15回目
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可動域はほぼ正常範囲に回復
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髪を結ぶ動作もできるように
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夜間痛も解消され、睡眠の質が向上
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ご本人も「もう生活に支障がない」と喜ばれる
現在の状態
現在は2週間に1回のメンテナンスで通院中。セルフケア(肩甲骨体操・姿勢改善ストレッチ)も継続されており、再発予防と柔軟性維持を目的にサポートを継続している。
院長コメント
五十肩は、「痛みの強い炎症期 → 動かしにくい拘縮期 → 回復期」と段階ごとに適切な対応が求められます。
今回のケースでは、肩を無理に動かすのではなく、体の土台(姿勢や肩甲骨の動き)を整えることで自然と動きやすくなる状態をつくることが早期改善につながりました。
「放っておけば治る」と言われることもありますが、適切な施術とセルフケアで回復スピードは大きく変わります。お困りの方は早めのご相談をおすすめします。




