【患者】 52歳 女性 事務職
半年前から左肩を動かすと痛みが出るようになり、徐々に腕が上がらなくなってきたそうです。特に髪を結ぶ動作や洗濯物を干すときに強い痛みが走り、日常生活に大きな支障を感じていました。
夜間も肩の痛みで眠れないことが増え、疲労感が抜けず困っていたとのことです。整形外科では「五十肩」と診断されましたが、湿布や痛み止めだけでは改善せず、知人の紹介で当院に来院されました。
【症状】
・左肩の可動域制限(前方挙上90°、外転80°程度)
・肩を動かすと強い痛み
・夜間痛による不眠
・肩から腕にかけての重だるさ
【施術内容と経過】
初診時の検査で、肩関節周囲の筋肉の強い緊張と関節包の拘縮を確認しました。
・初回は炎症を悪化させないよう、肩関節周囲の筋膜リリースと肩甲骨の可動域改善を中心に行いました。施術後には「少し肩が軽い」との感想をいただきました。
・3回目の施術では「夜中に起きる回数が減った」と変化が見られ、5回目には前方挙上が110°まで改善しました。肩を動かすときの鋭い痛みも和らぎ、家事の負担が軽減しました。
・10回目には外転も140°まで広がり、髪を結ぶ動作や洗濯物を干す動作もスムーズに行えるようになりました。
【考察】
この患者様の五十肩は、肩関節の筋肉と関節包の拘縮により可動域が制限され、炎症によって痛みが増していました。
肩だけでなく肩甲骨や背中の筋肉を含めて調整し、全体の動きを改善させることで回復につながったと考えられます。
現在は月に一度のメンテナンスで再発予防に取り組まれています。
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