【施術改善例】熱感があった足底筋膜炎のかかとが10回の施術でほぼOKになった症例

施術例

患者

50代 女性

来院

2019年12月

症状

両足の足底筋膜炎で来院

11月に右踵に重ダルイ感覚の違和感がありましたが、すぐに治るだろうと思いながら過ごしていると数日後にはジンジンとうずく痛みに変わりました。

 

 

右足に体重をかけて歩くのが辛いため、左足でかばいながら歩くようにしていましたが1ヶ月経っても右踵はよくならず、ある日いつものように起床し歩くと左踵もジンジンする痛みが出てきました。

 

 

両踵に痛みが出ているために普通に立つことも困難で家の中でも歩けなくなり四つん這いで家の中を移動する状態にまで悪化。

 

 

日によってはマシな日もありましたが歩くと翌日は痛みが強く歩けない状態の日々を繰り返されていました。

 

 

あまりにも酷いので整形外科に受診すると「足底筋膜炎」と診断され、シップと痛み止めの治療でした。家族にも心配され今の状態では歩けなくなると思い来院されました。

施術内容と経過

初回

検査

上半身 左側屈 左回旋

左右脚長差あり

 

 

骨盤歪みあり

扁平足あり

 

 

院内を数メートル歩くのも物に掴まらないと歩行ができず、両踵は炎症が強く腫れもみられた。

施術

脚長差を整えるため骨盤、仙腸関節を調整。

かばって歩行しているため両太もも、ふくらはぎがパンパンに固まっているので長趾屈筋、長母趾屈筋を弛緩。

患部を強く押さえると悪化させるので足底全体の筋肉を細かく弛緩。

 

 

扁平足のためテーピングで縦、横アーチを補助。

足底筋膜炎の注意事項として 冷やさない 歩き過ぎない 患部をマッサージ、ストレッチをしないことを伝えて初回施術は終了した。

2回目以降

3回目

起床時の痛みが少しマシになったが時間が経つと歩けない状態に戻る。

 

 

歪み調整と大腿、下腿、足底の筋弛緩を集中して行った。

5回目 1ヶ月経過

痛みのレベル

PS10→6

 

腫れが引いてきた。痛みはあるが物に掴まらずに家の中を歩行できるようになってきた。

8回目

両踵の痛みが軽減し良くなってきたので家事や近所に外出ができる状態。

良くなってきたが必要以上歩くとぶり返してしまうので、まだ歩き過ぎないように指導。

10回目 2ヶ月経過

PS10→2

普通に歩行しても問題ない状態。夜はダルさがでるが入浴し温めるとダルさも無くなる。

13回目

3ヶ月ぶりに40分のウオーキングもでき歩行時の痛みも無くなり日常生活も問題なくできている。

現在はメンテナンスとして治療をし良い状態をキープしている。

考察

最初に出ていた右踵の違和感を治るだろうと思いしばらく放置していたため筋肉が傷付き悪化してしまい、かばっていた左踵も負担がかかりすぎて同じ状態になりました。

 

 

足底筋膜炎を経験した方は「最初は違和感があり、治るだろうと思いしばらく経つと激痛になった」と言われます。

 

 

足底に痛みが出る前に足底のダルさや筋肉が突っ張っる状態を感じることがあります。

初期の段階で治療すると痛みが出る前に改善でき、痛みが出たとしても早く治癒させることが可能です。

 

 

足底に違和感をでた段階で早めに施術や病院での治療などを受けることをおススメします。

 

なぜならば、安易に「そのうち良くなるだろう!」と楽観的に考えていると悪化して困るという事案が多くあるため、違和感のレベルで専門家を訪ねると時間もお金もかけずに終わることがあるので気にかけておいてください。

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