53歳 女性 デスクワーク
53歳女性。デスクワーク中心の仕事をしており、数ヶ月前から「理由のない不安感」「動悸」「睡眠の質の低下」「疲れが取れない」などの症状が続いていました。
病院では「自律神経失調症」と診断され、睡眠導入剤や安定剤を処方されていましたが、根本的な改善には至らず来院されました。
初回検査と評価
カウンセリングと姿勢・体の動きのチェックを行うと、猫背気味で呼吸が浅く、首・肩まわりの緊張が非常に強い状態でした。特に胸郭の動きが制限されていたことで、自律神経のバランスを整えるために重要な「深い呼吸」がしにくくなっていることが分かりました。
また、背骨の歪みにより交感神経が過剰に働きやすい姿勢になっており、慢性的な緊張状態が続いていたと考えられました。
施術内容と経過
施術は、自律神経の調整に重要な頚椎・胸椎の可動性回復を中心に行いました。初回は、まず全身のバランスを整え、特に肩甲骨周辺と横隔膜まわりの緊張をゆるめることで、呼吸の深さを改善することに注力しました。
3回目の施術後には、「以前より朝起きるのが楽になった」と変化を実感されるようになりました。5回目以降は、不安感や動悸の頻度も徐々に減り、施術後には「ぐっすり眠れる日が増えてきた」とのお声をいただきました。
10回目の施術時には、症状はほぼ落ち着き、仕事にも集中できるようになったとのこと。施術と並行して、日常生活での姿勢の改善、呼吸法、軽いストレッチも指導させていただきました。
院長コメント
自律神経失調症は、症状が多岐にわたるため原因が曖昧になりがちですが、身体の構造(姿勢や呼吸)と密接に関係しています。この方の場合、猫背や呼吸の浅さが自律神経の乱れを引き起こしていた可能性が高く、全身のバランスを整えることで自然と症状が改善に向かいました。
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