【顎関節症】食事のたびに痛かった両顎の痛みが改善し、家族との登山や料理を楽しめるようになった

46歳・女性 工場勤務(事務職・週3回勤務)

患者様は工場で事務職として週3回勤務されています。

約1か月前から両顎に痛みを感じるようになり、食事のたびに口を開けることがつらくなりました。大きく口を開けると痛みが強くなるため、食事の際はゆっくりと気を付けながら口を開けるようになり、食事そのものがストレスになっていました。

また、痛みだけではなく顎の周囲には常に重だるさがあり、「何もしていなくても顎のことが気になってしまう」と話されていました。

患者様の趣味は登山で、ご主人と娘さんの3人で月に1回は登山へ出掛けることが楽しみでした。しかし、登山中は無意識に歯を食いしばることが多く、下山後には顎の痛みやだるさがさらに強くなるため、「以前のように思い切り登山を楽しめなくなった」と悩まれていました。

また、料理を作ることも大好きで、ご家族のために毎日食事を作ることを楽しみにされていましたが、味見をするたびに顎が痛み、「好きな料理まで楽しめなくなってきた」と精神的にも負担を感じておられました。

ご自身でも「昔から几帳面な性格なんです」と話され、仕事中や家事をしている時でも無意識に歯を食いしばっていることが多いと自覚されていました。

「このままでは趣味も食事も楽しめなくなる。」

その不安から当院へ来院されました。

初回の状態

初回検査では、開口時に顎関節の可動域低下と左右差が認められました。

さらに、側頭筋・咬筋・内側翼突筋を中心に著しい筋硬結があり、特に側頭部から頬周囲の筋肉は患者様ご自身も驚かれるほど強く緊張していました。

また、首や肩の筋緊張も強く、頚椎から胸椎にかけての可動性も低下していました。

長時間のデスクワークや日常的な食いしばりによって顎周囲の筋肉へ過剰な負担がかかり、その状態が続いたことで顎関節へのストレスが増加し、症状が現れていると考えられました。

施術内容と経過

当院では顎だけを施術するのではなく、頚椎・胸椎・肩甲骨の動きを改善しながら、顎関節へ負担がかからない身体のバランスを整える施術を行いました。

また、側頭筋・咬筋・胸鎖乳突筋など顎の動きに関わる筋肉を丁寧に緩め、食いしばりによって硬くなった筋肉の柔軟性を改善していきました。

顎関節症では強い刺激や無理なマッサージによって筋肉が防御反応を起こし、症状が悪化する場合もあるため、当院ではお身体への負担が少ないソフトな施術を行っています。

さらに、ご自宅では日中の食いしばりに気付く方法や、顎へ負担をかけにくい生活習慣、セルフストレッチについてもお伝えしました。

施術を重ねるにつれて顎のだるさは徐々に軽減し、食事の際も以前のように痛みを気にすることなく口を開けられるようになりました。

その後は登山へ出掛けても顎の痛みが出ることはほとんどなくなり、「久しぶりに家族と一日中登山を楽しめました」と笑顔で報告してくださいました。

また、「料理も痛みを気にせず味見ができるようになり、本当に嬉しいです」と大変喜んでいただきました。

まとめ

顎関節症は顎だけに原因があるわけではありません。食いしばりや姿勢の乱れ、首や肩の筋緊張、顎周囲の筋肉の柔軟性低下などが複雑に関係して症状が現れることが少なくありません。

当院では顎だけを見るのではなく、身体全体のバランスを評価し、顎関節へ負担をかけにくい状態を目指した施術を行っています。

「口を開けると痛い」「顎がいつもだるい」「家族との食事や趣味をもっと楽しみたい」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。一人ひとりのお身体の状態に合わせた施術で、快適な日常生活を送れるようサポートいたします。

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