施術例 ぎっくり腰は普段の姿勢の悪さの延長線上にある例

患者

50代 女性

来院

2017年3月

症状

右腰のギックリ腰を発症し来院されました。

 

 

朝着替えをしており、床に置いた服を取ろうと前屈した時に右腰に激痛が走る。

腰に力が入らなくなり伸ばすことができなくなる。

 

 

歩行困難で家ではイスに座った状態で1日過ごし、体をまっすぐに伸ばして寝たり寝返りをすることも困難な状態。

 

 

デスクワークで普段から慢性的な腰痛がある。

年1年に2回もギックリ腰になっていた履歴あり。

腰痛が強くなるとギックリ腰になるんじゃないかという不安感が常にあったということです。

 

 

仕事を休み続けることもできないので早く普通に動けるようにし、これを機会に腰痛で悩まなくてもいい体作りをしたいということで来院されました。

施術内容と経過

初回

検査

初回は動きに制限があったため背骨 骨盤のチェックは痛みが落ち着いてきた3回目に行った。

 

 

上半身 左側屈 左回旋

骨盤  右回旋

脚長差は右下肢が短かった。

 

筋肉のテスト

大胸筋 上腕二頭筋、三頭筋 梨状筋 膝窩筋

で反応があった。

施術

触診では腰部だけではなく腹部 大腿の筋肉にも硬結部が多く体全体が伸びない状態であった。

 

 

座位治療から開始し胸筋、大腰筋、大腿直筋、腰方形筋、殿筋群を弛緩させベッドに横向きに寝れる状態にし仙腸関節、腰椎調整。仰向けで腹部と膝窩筋を弛緩。

 

 

施術後は腰を伸ばしやすくなり寝返り、靴下を履く動作ができるようになった。

2回目以降

2回目施術

症状が強いため続けて来院。治療後は寝返りのしやすく、起床後も痛みはあるが動きやすくなった。

仕事をすると午後は痛みも強くなっていた。

 

 

施術内容は初回と同様に座位治療から開始し検査→調整を繰り返し行った。

1回目に比べると動きがスムーズになった。

3回目施術

初回から4日目。

腰を伸ばして歩くのが楽になり、日常生活での動きも不安感なく動けるようになってきた。

 

 

起床時や同じ姿勢が続くと腰に重ダルい感覚がある。

症状がだいぶ落ち着いてきたのでうつ伏せで施術を行った。

4回目施術

ペインスケール PS10→3

日常生活、仕事も問題無くでき、前日に2時間程歩きダルサを感じたが痛みは全く無かった。

6回目施術

ぎっくり腰の痛みは改善され、もともとあった腰痛も気にならなくなってきた。

 

 

 

現在は、3週間に1回のペースでメンテナンスとしての施術をし、良い状態をキープされています。

考察

ぎっくり腰の原因は普段の姿勢の悪さが蓄積してなったものでした。

骨盤と背骨が歪むことにより腰方形筋、脊柱起立筋に負荷がかかっている状態でした。

 

 

座る時は常に足組む癖があり、組まないと腰が痛くなると言われており、悪い姿勢をしたからといって急にギックリ腰になるのではなく、日々蓄積されていったものがボーダーラインを超えてしまうと何気ない動作をした瞬間に痛めてしまうことが多いのです。

 

 

普段姿勢を意識出来ていない方は、1日の中で少しでもいいので気をつけることにより改善できるので、皆さんも少しでも良いので姿勢を意識してみて下さい。

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