肩の痛みや手のしびれになる３つの理由

①頚椎ヘルニアの影響

②斜角筋症候群

③小胸筋症候群

①  　頚椎ヘルニア

頚椎部のヘルニアによって肩や手に走行する神経が

圧迫を受けて肩の痛みや手のしびれを作っているのです。

肩の痛みや手のしびれと記載しましたが、

肩にもしびれが発生することもよくあります。

また、手にも痛みを感じることもよくあります。

もちろん原因は頚椎部のヘルニアによって

抹消神経が圧迫を受けることによって痛みやしびれが

発生することになるのです。

肩の痛みがあったり手のしびれがあるので

手をマッサージしたり、肩にシップを貼ったりすることが

よくされている患者様を見かけますがほとんど効果がない

に近いです。なぜなら、原因が首にあるために頚椎から

治すことが一番の近道であるからです。

ただし、冬の寒い時に手を冷やしたり、ノースリーブなどの

服装でクーラーなどで肩を冷やしたりすると

痛みやシビレが強くなったりすることがあるので注意が

必要です。

原因は頚椎にあるものの肩や手の患部は直接冷やしたり

すると部位の血流やリンパの流れが悪くなるので

痛みやしびれが強くて辛く感じることがあるので気をつけ

るようにしてほしいです。

②  　斜角筋症候群

斜角筋とは頚椎から肋骨に向かって走行する小さな筋肉

ですが、斜角筋の間を頚椎から出てきた鎖骨下神経が通っているのです。

頚椎・胸椎の歪みから頚椎と肋骨の歪みがあったり

鎖骨の歪みにより斜角筋が形成する鎖骨下神経の

通っている隙間を狭くします。

その隙間の狭小化によって鎖骨下神経が圧迫を受けて

①  のヘルニアの時と同様に肩や手のしびれが発生

するのです。

原因としては斜角筋が一番の影響を出していますが

斜角筋が付着している頚椎・肋骨の部分から

良くすることがとても大事なポイントになってきます。

よく手を使う仕事の方、たとえば、パソコン作業を

ずっとしている方、調理関係の仕事、流れ作業で

手を使うなどの方が発症しやすいことがあります。

頚椎ヘルニアの時と同様に患部を冷やしたりすると

症状が悪化することがあるのでご注意ください。

③　小胸筋症候群

鎖骨の下にある小胸筋

肋骨２～５番から肩甲骨の烏口突起に付着している

筋肉です。

撫で肩や肩が前方に巻き込んでいる方、いわゆる猫背に

なっている方は手や腕をよく使う仕事をしていて体の

歪みがある方がなる傾向が多いです。

①②の症状と同様に肩の痛みや手のしびれが生じること

が多く、また患部を冷やしたりすると痛みやしびれが

悪化することもよくありますので注意が必要です。

小胸筋の付着部分から見ると頚椎や胸椎とは関係ない

ですが頚椎や胸椎のところから歪みがあることがあるので

症状自体は頚椎に問題はなくとも原因の一つとして

頚椎や胸椎が関係あると考えていいものだと思われます。

もし、あなたが肩の痛みや手のしびれがあるようなら

頚椎ヘルニア・斜角筋症候群・小胸筋症候群を疑う

ことは勿論ですが、患部の肩や手は本当の原因では

ないので

これらの症状の原因である頚椎や胸椎などの体の

中心を疑う必要があるのでなんとなく覚えておいて

ください。

肩にシップやカイロなどしても変化がないときは

頚椎や胸椎を疑ってみてください

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