食事やあくびで右顎が痛く、口も大きく開けられなかった36歳男性

36歳・男性  症状:右顎の痛み・開口時の違和感

1年ほど前から、右顎に違和感を感じるようになりました。

最初は時々痛みが出る程度だったため、それほど気にせず生活されていたそうです。

 

ところが3か月ほど前から痛みが強くなり、食事やあくびをする時にも右顎が痛むようになりました。

「時間が経てばそのうちマシになるやろう。」

と思っていたそうですが、なかなか改善する気配がありませんでした。

 

特につらかったのが食事です。

大きく口を開けると痛みが強くなるため、ハンバーガーのような大きな食べ物は全く食べられない状態でした。

 

また、食事中は顎がだるくなることも多く、噛むこと自体がしんどく感じるようになっていました。

あくびをする時も痛みがあり、口を開けると右顎の関節付近でパキパキと音が鳴ることもあったそうです。

 

何とか自分で改善したいと、ネットで調べた顎のマッサージも試していましたが、特に変化はありませんでした。

「普通にご飯を食べたいし、あくびぐらい気にせずしたいです。」

とのことで当院へ来院されました。

 

初回の状態

実際に顎の状態をチェックすると、側頭部から顎関節周辺にかけての筋肉がかなり硬くなっていました。

 

特に関節周辺はゴリゴリとした硬さがあり、顎を動かす筋肉全体に強い緊張がみられました。

 

さらに気になったのが、口の開きにくさです。

大きく口を開けてもらっても、上下の歯の間には指が縦に2本入る程度しか隙間がありませんでした。

 

一般的には指3本程度が開口の目安とされるため、かなり動きが制限されている状態でした。

 

今回は顎関節周辺の筋肉の硬さも、口の開けにくさや痛みに関係している可能性があると考えました。

 

当院の施術

施術では、痛みのある顎を無理に大きく開けたり、関節を強く押したりすることはしていません。

 

硬くなっていた側頭部や顎関節周辺の筋肉を丁寧に緩めながら、口の開き方や顎の動きを確認して調整しました。

 

毎回、口がどの程度開くのか、食事やあくびでどれくらい痛みが出るのかを確認しながら進めていきました。

 

改善経過

2回目には、口の開きが指2本分から2本半程度まで広がりました。食事中の痛みも以前よりマシになり、ご本人も変化を感じられていました。

 

4回目になると、口は指3本分まで開けられるようになりました。

さらに、普段感じていた顎のだるさも全く気にならなくなっていました。

 

5回目には、あくびをした時の痛みも以前よりかなり軽減。

食事中の痛みについては、この時点で気にならない状態まで改善していました。

 

そして6回目には、あくびをしても右顎に痛みが出なくなりました。以前は食事のたびに口の開け方を気にしていましたが、今では痛みを心配せずに食事ができる状態になりました。

 

まとめ

顎関節症では、顎関節そのものだけでなく、側頭部や関節周辺の筋肉の硬さが、口の開けにくさや痛みに関係していることがあります。

 

今回の患者様も、口を開ける動きが改善したことで、食事やあくびといった日常の何気ない動作が楽になりました。

 

毎日必ず使う顎だからこそ、痛みを気にせず食事ができるようになったことが何より良かったです。

症状について詳しくはこちら

顎関節症

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