【顎関節症】大きく口を開けるのが怖かった61歳女性が、5回の施術で痛みなく食事や会話を楽しめるように

61歳・女性 薬剤師 趣味:ジムでの筋力トレーニング(週2回)、家庭菜園 仕事:立ち仕事が中心

患者様は薬剤師として勤務されており、一日を通して立っている時間が長い生活を送られていました。健康維持のため週2回ジムへ通い、筋力トレーニングを続けるほか、休日には家庭菜園を楽しむなど、日頃から身体を動かすことが好きな方でした。

数か月前から左顎に違和感を感じ始め、その後は食事やあくびの際に痛みが出るようになりました。徐々に口を大きく開けることが怖くなり、硬い食べ物を避けるようになったそうです。

鏡を見ながら痛い部分をご自身でマッサージしたり、顎を動かす体操を行ったりしていましたが、症状は改善せず、不安な日々が続いていました。

 

 

また、お話を伺うと、筋力トレーニング中に高重量を扱う際、無意識に強く食いしばる癖があることも分かりました。

「このまま口が開かなくなったらどうしよう。」

そんな不安から、根本的に改善したいという思いで当院へ来院されました。

 

初回の状態

初回検査では、開口時に左顎関節周囲の痛みがあり、開口量も正常より減少していました。

咬筋・側頭筋には強い緊張が認められ、さらに胸鎖乳突筋や僧帽筋、肩甲挙筋にも著しい筋緊張がみられました。

姿勢を確認すると頭部が前方へ突出した姿勢となっており、頚椎の可動域低下や肩甲帯の動きの硬さも確認されました。

骨盤や体幹のバランスにも左右差があり、身体全体のバランスが崩れることで首や肩へ過度な負担がかかり、その影響が顎関節にも及んでいる状態でした。

 

当院の考え方

顎関節症は、顎だけに原因があるとは限りません。

首や肩の筋緊張、姿勢不良、骨盤の歪み、身体全体のバランスの乱れによって顎関節へ負担が蓄積し、症状が現れるケースは少なくありません。

そのため当院では、顎関節だけを施術するのではなく、全身の歪みや姿勢、筋肉のバランスまで細かく評価します。

また、患者様には筋力トレーニングを完全に中止するのではなく、一時的に重量を軽くして食いしばりが起こらない範囲で運動を継続していただくようご提案しました。運動習慣を維持しながら顎への負担を減らすことで、回復しやすい環境を整えていきました。

 

施術内容と経過

施術では顎関節周囲だけではなく、首・肩・肩甲帯・胸郭・骨盤まで全身を調整し、筋肉の緊張と姿勢の改善を図りました。

初回施術後には「口が少し開けやすくなった気がします」と変化を実感されました。

3回目には食事中の痛みが大幅に軽減し、大きく口を開けることへの恐怖心も少なくなってきました。

 

 

筋力トレーニングでも食いしばらない重量に変更したことで顎への負担が減り、日常生活でも症状が出る頻度は大きく減少しました。

5回目の施術終了時には痛みは完全になくなり、大きく口を開けても違和感はなく、食事やあくびも気にせず行えるようになりました。

現在はジムでのトレーニングも徐々に元の重量へ戻しながら、再発予防のため月1回のメンテナンスを継続されています。

 

まとめ

顎関節症は、顎だけをマッサージしても改善しないことがあります。

首や肩のこり、姿勢の乱れ、身体全体の歪み、そして食いしばりなどの生活習慣が大きく影響しているケースも少なくありません。

 

 

当院では顎だけを見るのではなく、全身のバランスまで丁寧に評価し、一人ひとりの原因に合わせた施術を行っています。

「口を大きく開けるのが怖い」「食事やあくびで顎が痛む」「セルフマッサージを続けても改善しない」とお悩みの方は、一人で我慢せずお気軽に当院までご相談ください。

症状について詳しくはこちら

顎関節症

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