【施術改善例】奈良マラソンの練習で痛めたふくらはぎの肉離れも整体で改善

【患者】

30代 男性 会社員

【来院】

平成28年9月初旬

【来院されるまでの経緯】

今年の12月に行われる奈良マラソンにエントリーして

お盆明けから本格的に練習を開始し

少しづつ距離を伸ばして走っているときに

ふくらはぎが痛くなった。

 

 

ランニング中にひねった感じはないが

チクっと痛みが出て、走りながら痛いなっと

思っていたがしばらくそのまま走っていると

痛みが和らいだので、その日はいつも通り練習をした。

 

 

翌日は朝から痛みがあった。

走っても痛くて走れないわけではないが

違和感があり、走っているときに気になる。

 

 

気になるので走り方がぎこちなくなって

膝や、反対の足に負担がかかっているのを感じる。

 

 

違和感がありながらもランニングを続けると

左の膝が痛くなってきた。

 

 

このまま練習を続けていいのかどうか

痛みが強くなって走れなくなったり

奈良マラソンに出られなくなったら

困るので来院された。

【症状】

右のふくらはぎの違和感

左膝の痛み

 

 

走っているときの左膝の痛みと

走っているときと階段の下りの時に

右ふくらはぎに違和感が強く出る。

 

 

日常生活には支障はないが

時々仕事で深く膝を曲げて座る姿勢があるが

その時に気になる違和感が出ることがある。

【施術内容と経過】

初回施術

検査

踏み込みテスト 反応あり

立位片足立ち 異常なし

ストレッチテスト ヒラメ筋異常なし 腓腹筋反応あり

骨盤動揺性 左右の骨盤の動きに不良あり

 

 

パテラ動揺性 異常なし

膝蓋腱に圧痛確認

大腿四頭筋に筋硬結確認

施術

骨盤の位置と歪みから、

左重心と右の踵に体重が

かかりやすくなっていたので

仙骨・骨盤調整をして整える。

 

 

腓腹筋の外側頭に圧痛を確認

前脛骨筋、膝窩筋に筋硬結を確認

 

 

筋硬結、圧痛をとるために

腓腹筋、前脛骨筋、膝窩筋を調節

踏み込みテスト時の違和感消失

 

 

膝蓋腱、大腿四頭筋調整

膝蓋腱の圧痛消失

 

 

全身のアライメントを整え初回施術終了

 

次回施術まではランニング禁止

 

痛み違和感が出る動きは

なるべく避けるように指導

2回目以降

2回目

「膝の痛みは全くない。

ふくらはぎは前回より痛み、

違和感は取れているが

まだ時々不意の動きで違和感は出る。」

と経過報告を受ける。

 

前回と同じように腓腹筋、膝窩筋、前脛骨筋を調節し

足全体の疲労をとるために

長趾屈筋、長母指屈筋を弛緩させる。

関連筋の腕橈骨筋、長掌筋を調整。

 

 

施術後は気になるところなしで

「すごく体が軽い。」と報告を受ける。

3回目

「先日奈良マラソン用のランニングシューズを

買いにスポーツ用品店にいったら

重心のバランスを測ってもらった。

 

 

その結果が先日ここで言われた通りで

びっくりした!

痛みや違和感もほぼない。」と報告を受ける。

 

 

おそらく普段の姿勢で戻されているところや

癖づいているところがあるので

まだ重心に偏りはあるが、

痛みがとれてきているのと

視診、触診の変化を伝えた。

 

 

奈良マラソンまでバランスをよくし

パフォーマンスを上げたいのと

今回の事で体のケアの大事さを知ったので

週1回の間隔でメンテナンスを希望された。

【考察】

腓腹筋外側頭の肉離れです。

 

肉離れとは、簡単に言えば「筋肉の断裂」です。

 

 

ある筋肉が急激に収縮を行った時

部分的にピリッと(部分断裂)、

あるいは完全にブチィッ!!(完全断裂)と

千切れてしまう状態のことを言います。

 

 

下腿三頭筋(ふくらはぎ)の肉離れは、

医学的にI度からIII度に分けられています。

 

【Ⅰ度損傷(軽症)】

 

肉離れの症状は非常に軽く、

部分的に小規模の断裂が生じているケースです。

 

 

・ 筋線維や筋膜に損傷はなく、筋肉間損傷が主な原因

・ 痛み(圧痛)がある

・ 歩くことに問題はないが、ランニングしたときに痛みを感じる

 

 

【II度損傷(中程度)】

 

I度損傷よりも痛みも強く、

明らかに筋肉痛や軽度の肉離れとは違います。

 

 

・ 筋線維や筋膜の一部に損傷がある状態

・ 痛み(圧痛)がある

・ 自力での歩行は難しく、ランニングはできない

ランニングを再開できるまで、6週間程かかります。

 

 

【III度損傷/重症】

 

この段階になるとランニングはおろか、

歩くことさえもできなくなります。

かなり重傷の肉離れの状況です。

 

筋肉や腱が損傷してしまい、

剥離骨折を起こす危険性もあります。

 

・ 筋肉の完全/部分断裂

・ 強い痛み(圧痛)がある

・ 歩行できない

 

 

重症であるIII度損傷でも、

筋肉が完全分裂されていない限り、

手術を行うことはありません。

 

 

今回はⅠ度損傷です。

 

さらに肉離れ発症原因としては

以下のような原因が考えられます。

 

 

・ 慢性的な筋肉疲労(アフターケア不足)

・ 筋肉が硬くなっている(柔軟性の低下)

・ 筋力の低下

・ ランニングフォームが悪い

・ 筋肉のバランスが悪い

・ 準備運動不足

・ 練習環境(ランニングの路面など)が良くない

・ 気候(気温・湿度など)

 

この中でも注目すべきなのは、

「準備運動不足」そして「アフターケア不足」です。

 

 

下腿三頭筋(ふくらはぎ)の肉離れは

珍しいことではありません。

でも同時に予防も充分にできる怪我でもあります。

 

 

準備運動と筋肉を柔らかく保つためのアフターケア

このふたつだけでも発症リスクは

随分と減らすことができるのです。

 

 

ランニングは長く続けることが大切です。

無理して長距離を走って

筋肉に疲れがたまって、ある時プチン……。

というようなことにならないように、

毎日の適度なペース配分とケアを心がけましょう。

 

 

当院はランナーの方を応援しています。

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