49歳・男性 トラック配送業 趣味:マラソン(週2回・1回約15km)
患者様はトラック配送のお仕事をされており、毎日約5時間はトラックを運転されています。配送先では荷物の積み込みや積み下ろし作業も多く、日常的に腰へ大きな負担がかかる生活を送られていました。
約半年前から腰痛を感じるようになりましたが、「仕事柄仕方がない」と思い、そのまま様子を見ていたそうです。
しかし1か月ほど前から、お尻から太ももの裏にかけて重だるさやしびれが現れ、長時間の運転や荷物を持ち上げる動作で症状が強くなるようになりました。
趣味だったマラソンも思うように走れず、それまで続けていた週2回・15kmのランニングは中止せざるを得ない状況になりました。
痛みが強い日は奥様に湿布を貼ってもらったり、腰やお尻をマッサージしてもらったりしていましたが、一時的に楽になるだけで改善はみられませんでした。
さらに3か月後にはエントリーしていたマラソン大会を控えており、
「何とか大会までにもう一度走れる身体に戻したい」
という思いからインターネットで当院を検索され、ご来院いただきました。
初回の状態
検査では下部腰椎にアライメントの乱れが認められ、腰椎の可動性も低下していました。
SLRテストでは患側に制限がみられ、お尻から太ももにかけて坐骨神経症状が誘発されました。
さらに殿筋群、ハムストリングス、大腰筋には強い硬結があり、股関節や骨盤の動きも低下していました。
夜間は腰痛によって寝返りを何度も繰り返し、睡眠が浅くなっている状態でした。
坐骨神経痛は神経だけの問題ではなく、腰椎や骨盤の機能低下に加え、殿筋・ハムストリングス・大腰筋などの筋緊張が重なることで神経へのストレスが増え、痛みやしびれが長引くケースが少なくありません。
そのため、患部だけではなく身体全体のバランスを整える必要があると判断しました。
当院の施術
施術では腰だけを揉むのではなく、まず硬くなっていた殿筋群やハムストリングス、大腰筋を丁寧に緩め、神経への圧迫を軽減しました。
その後、骨盤と腰椎の動きを整え、股関節の可動域を改善することで、腰へ集中していた負担を分散させました。
また、長時間運転される仕事であることを考慮し、座り方や休憩時に行うストレッチ、荷物を持ち上げる際の身体の使い方についてもアドバイスしました。
マラソンについても無理に再開するのではなく、症状の改善に合わせて走行距離を徐々に伸ばすようご提案しました。
施術経過
初回の施術後には、
「お尻の張りが軽くなっています。」
と身体の変化を実感されました。
3回目には夜間の腰痛が軽減し、寝返りで目が覚める回数も減少しました。
4回目には太ももの重だるさやしびれがほとんど気にならなくなり、腰痛も大幅に改善しました。
仕事中に毎日着用していたコルセットも必要なくなり、
「コルセットなしでも安心して仕事ができます。」
と笑顔で話してくださいました。
6回目には長時間の運転や荷物の積み下ろしも快適に行えるようになり、久しぶりに15kmのランニングへ挑戦。
走行後も坐骨神経痛の再発はなく、
「やっと以前のように気持ちよく走れました。」
と大変喜ばれていました。
現在は3か月後のマラソン大会へ向けて週1回のメンテナンス施術を継続されています。
後日、
「無事に大会を完走できました。走っている間も腰や足を気にせず、自分らしい走りができました。」
という嬉しいご報告もいただきました。
まとめ
今回の患者様は、長時間のトラック運転や荷物の積み下ろしによる腰への負担に加え、殿筋・ハムストリングス・大腰筋の筋緊張、骨盤や腰椎の機能低下が重なったことで坐骨神経痛を発症されていました。
当院では痛みのある部分だけではなく、骨盤や股関節を含めた全身のバランスを整えることで、腰痛や太もものしびれが改善し、仕事だけでなく15kmのランニングも再開できるまで回復されました。
坐骨神経痛は、湿布や痛み止めだけでは根本的な改善が難しいケースも多くあります。
長時間座っていると足がしびれる、腰からお尻・太ももにかけて違和感が続く、スポーツを思い切り楽しめないという方は、一人で悩まずお気軽に当院へご相談ください。
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