52歳・女性 営業職 ウォーキング(週1回・約40分)
営業のお仕事をされており、通勤や仕事で1日1時間ほど歩く生活をされています。
4か月ほど前から右かかとに痛みが出るようになり、「早めに治した方がいい」と思い、すぐ近所の整骨院へ行かれました。
ところが、そこで痛みのある足裏をグリグリと強くマッサージされ、施術後は逆に痛みが強くなってしまったそうです。
2回通ったところで、
「これ以上痛くなるのは怖い。」
と思い、通院をやめられました。
それからは自分でストレッチも試されましたが、伸ばすと痛みが出ることがあり、だんだん自分で触ることにも怖さが出てきました。
特につらかったのが仕事です。
歩き始めに右かかとが痛く、15分以上続けて歩くとさらに症状が強くなります。
営業なので「歩かない」という選択もなかなかできません。
健康のため週1回40分ほど続けていたウォーキングも完全に中断。
「このままずっと痛いんかな。」
と、身体だけでなく気持ち的にもかなり疲れている様子でした。
そんな時、近所のママ友から当院を紹介され、ご来院いただきました。
初回の状態
初回来院時、待合室から施術室まで歩いてもらう姿を見ても、明らかに右足をかばっていました。
検査をすると右脚が左より短くなっており、骨盤のバランスにも歪みがありました。
さらに普段から通勤や営業で歩く量が多いため、ふくらはぎと太ももの筋肉もかなりガチガチ。
右かかとをかばって歩く期間が続いたことで腰にも負担がかかり、左右で筋肉の盛り上がり方が違うほど緊張していました。
足底筋膜炎というと「かかとだけの問題」と思われがちですが、実際には足首やふくらはぎ、太もも、骨盤などのバランスが崩れ、結果的に足底へ負担が集中している方も多いです。
今回も、痛い場所だけを施術するのではなく、身体全体を整える必要がある状態でした。
当院の施術
以前の整骨院で強く押されて痛みが悪化した経験があったため、まずは不安な気持ちをしっかりお聞きしました。
当院には足底筋膜炎で来院される方も多く、実際に仕事やスポーツへ復帰されている方がたくさんいることもお話ししました。
施術では痛みのある右かかとをグリグリ押すことはしません。
刺激量を調整しながら足底周辺の筋肉や筋膜を緩め、硬くなっていたふくらはぎや太ももも丁寧に調整。
さらに骨盤を整え、左右の脚のバランスを合わせながら、右かかとへ負担が集中しにくい身体を作っていきました。
初回の施術後に歩いてもらうと、
「さっきより痛みがマイルドになってます。」
と少し安心された表情になったのが印象的でした。
施術経過
3回目には、最初と比べて痛みが2割ほど軽減。
まだ痛みはありましたが、歩き始めの怖さが少しずつ減ってきました。
5回目には痛みが半分ほどまで改善し、
「仕事で歩くのが明らかに楽です。」
と変化を感じてもらえるようになりました。
7回目には痛みは残り1割程度に。
この頃に旅行へ行かれ、普段よりかなり長い時間歩いたそうですが、大きな痛みは出ませんでした。
「旅行でこれだけ歩けたから、かなり自信がつきました。」
と嬉しそうに話してくださいました。
そして9回目には、営業の仕事で長く歩いても右かかとの痛みは出ない状態まで改善。
歩き方も最初のように右足をかばうことがなくなり、自然に歩けるようになりました。
患者様からは、
「こんな短期間で改善できるとは思ってなかったから、ほんまに嬉しいです。」
という言葉もいただきました。
まとめ
今回の患者様は、右かかとの痛みだけでなく、骨盤の歪みによる左右の脚長差、ふくらはぎや太ももの硬さ、さらに痛みをかばった歩き方による腰への負担まで出ていました。
足底筋膜炎では、痛いところを強く揉めば早く良くなるわけではありません。
むしろ状態によっては、強すぎる刺激や無理なストレッチで痛みが強くなることもあります。
今回は身体の状態を毎回確認しながら施術を進め、9回目には仕事で歩いても痛みが出ず、旅行も楽しめるようになりました。
足底筋膜炎で「このまま治らないのでは」と不安になっている方も多いですが、当院では状態に合わせて施術計画を立て、必要な通院ペースもしっかりお伝えしています。
「歩き始めが痛い」「仕事で歩くのがつらい」「強く揉まれるのが怖い」という方は、一人で我慢せず一度当院までご相談ください。




