41歳・女性 販売員 趣味:ゴルフ
患者様は販売のお仕事をされており、勤務中はほとんど立ちっぱなしです。
以前から仕事が終わる頃には足がパンパンに疲れることが多く、少しでも楽になるよう着圧ソックスを履いて仕事をされていました。
そんな中、2か月ほど前から右かかとにチクチクした痛みを感じるようになりました。
最初は、
「また足が疲れてるだけかな。」
と思っていたそうですが、2週間ほど前から急に痛みが強くなり、歩くたびにズキズキする状態に。
特につらいのが、座った状態から立ち上がった直後です。
最初の一歩で強く痛むため、
「歩き出すのが怖いんです。」
と話されていました。
仕事にも影響が出始め、通常5時間の勤務を1時間減らしてもらい、何とか続けている状態でした。
趣味のゴルフもしばらく中止。
「仕事もあるし、ゴルフにも行きたいから早く治したい。」
ということで当院へ来院されました。
初回の状態
まず右足を確認すると、かかと周辺には腫れがありました。
歩いてもらうと右かかとへ体重をかけることを避け、明らかに反対側へ逃がすような歩き方になっていました。
さらに身体全体をチェックすると骨盤にも左右差があり、ふくらはぎはパンパン。
軽く押さえただけでも、
「そこ、かなり痛いです。」
と言われるほど強い緊張がありました。
立ち仕事による疲労が長期間積み重なったところへ、痛みをかばった歩き方が加わり、さらに足への負担が増えている状態でした。
今回は腫れも出ていたため、無理に早く変えようとせず、状態を見ながら慎重に施術していくことにしました。
当院の施術
足底筋膜炎だからといって、痛いかかとを強くグリグリ押すような施術は行いません。
特に今回は腫れもあったため、かかとへの刺激はかなり抑えました。
まずはパンパンになっていたふくらはぎを無理のない強さで緩め、足首周辺の動きを調整。
さらに骨盤のバランスも整え、右かかとだけに負担が集中しにくい身体を作っていきました。
歩き方についても毎回確認し、痛みが減るにつれて少しずつ自然な歩行へ戻していきました。
施術経過
3回目には、
「まだ仕事の後は痛いけど、ズキズキする感じが前よりマイルドになってきました。」と最初の変化が出てきました。
5回目には痛みが最初より4割ほど軽減。
歩き始めの怖さも少しずつ減り、
「前より普通に足を着ける感じがします。」とのことでした。
6回目には痛みが半分程度まで軽減しました。
そして8回目になると、仕事をしても以前ほど足全体が疲れなくなり、歩くことへの怖さもほとんどなくなってきました。
この頃には最初にみられた、右足をかばう歩き方もかなり自然になっていました。
そして10回目。
仕事で立ったり歩いたりしても、右かかとの痛みは感じない状態まで改善しました。
今回は腫れが出るほど状態が悪く、改善まで少し時間はかかりました。
ただ、施術のたびに少しずつ変化が出ていたため、患者様自身も、
「これならちゃんと治っていきそう。」
という気持ちで通院を続けられたそうです。
最終的には楽しみにされていたゴルフも再開。
ラウンドしてもかかとの痛みは出ず、
「久しぶりに足を気にせずゴルフできました。」
と喜んでもらえました。
まとめ
今回の患者様は、長時間の立ち仕事によるふくらはぎの強い疲労に加え、骨盤のバランスの乱れや痛みをかばった歩き方が重なり、右かかとへの負担がかなり大きくなっていました。
初回来院時には腫れもあり、歩くこと自体に怖さを感じる状態でした。
足底筋膜炎は、症状の強さや痛みが続いている期間によって改善までに必要な回数も変わります。
今回は少し時間がかかりましたが、焦って強い刺激を入れるのではなく、その時の状態に合わせて施術を続けたことで、10回目には痛みを感じなくなり、仕事もゴルフも問題なくできるようになりました。
「立ち上がりの一歩が痛い」「仕事で立っているのがつらい」「かかとの痛みが怖くて趣味を休んでいる」という方は、無理して我慢せず、早めに一度当院までご相談ください。




