62歳・女性 専業主婦 ウォーキング(週3回)
患者様は左かかとの痛みに悩まされて来院されました。
最初は足裏全体が硬くなったような感覚があり、少し違和感がある程度だったそうです。
しかし、ある日突然かかとに痛みが出るようになり、そこから徐々に症状が強くなっていきました。
特に朝起きて最初に歩く時や、椅子から立ち上がる時、買い物で歩いている時などに痛みが出ていました。
その中でも一番つらかったのが、毎日の料理です。
同じ場所に立ち続けていると左かかとが痛くなり、料理を作ることがかなり負担になっていました。
以前は自宅でスリッパを履く習慣がなかったそうですが、最近では柔らかいスリッパを履かないと歩くのもつらい状態でした。
また、健康のために週3回続けていたウォーキングも、痛みが強くなってからは中断していました。
「毎日かかとが痛いし、料理をするのもつらいんです。」
と話されていました。
少しずつ悪化していることも心配で、何とか改善させたいとのことで来院されました。
初回の状態
実際に足の状態をチェックすると、左かかとには腫れがみられ、軽く押さえるだけでも痛みが出ていました。
さらに、ふくらはぎやアキレス腱周辺の筋肉もかなり硬くなっていました。
足の指の動きも悪く、足裏全体の柔軟性が低下している状態でした。
このように足首や足指の動きが悪いと、立っている時や歩く時にかかとへ負担が集中しやすくなります。
また、痛みをかばって歩いていた影響もあるのか、最近では腰痛まで出るようになっていました。
今回はかかとだけでなく、ふくらはぎやアキレス腱、足指の動きも確認しながら施術を進めることにしました。
当院の施術
施術では、硬くなっていたふくらはぎや足裏の筋肉を丁寧に緩め、アキレス腱周辺や足首、足指の動きを調整しました。
腫れや痛みがあるかかとを強く押すことはせず、負担の少ない刺激で進めました。
また、歩き方をかばうことで腰にも負担が出ていたため、身体全体のバランスも確認しながら施術を行いました。
改善経過
初回の施術後には、足が軽くなった感覚があったそうです。
「足が軽くなって、さっきより歩きやすいです。」
と、施術前との違いを感じられていました。
3回目になると、買い物で歩いている時の痛みが以前より軽減していました。
さらに、一番つらかった料理中の痛みも最初の半分ほどになっていました。
「料理をしていても前ほど痛くないので、かなり楽になりました。」
と喜ばれていました。
まだ長時間立っていると痛みは残っていましたが、日常生活での負担が少しずつ減ってきました。
5回目には、普段の生活でかかとの痛みを感じることがほとんどなくなっていました。
さらに、これまで毎朝つらかった起床直後の歩き始めも、痛みなく歩けるようになっていました。
そして7回目には、最後まで気になっていた料理中の痛みもなくなりました。
長時間立っていても以前のような痛みが出なくなり、休んでいた週3回のウォーキングも再開できたそうです。
「毎日かかとの痛みに悩まされていたので、そこから解放されて本当に嬉しいです。」
と笑顔で話されていました。
料理や買い物といった毎日の家事だけでなく、好きなウォーキングも再開できたことが何より良かったと思います。
まとめ
足底筋膜炎では、かかとだけでなく、ふくらはぎやアキレス腱、足指の硬さなどが負担に関係することがあります。
今回は毎日の家事で感じていた痛みが落ち着き、ウォーキングも楽しめる状態になりました。
普段の生活を痛みなく送れるようになったことを、患者様と一緒に喜べた症例でした。




