【足底筋膜炎】両かかとの痛みで仕事がつらかった44歳男性

44歳 男性 工場勤務

数年前から足の疲れを感じることが多く、仕事が終わる頃にはふくらはぎがパンパンに張る状態が続いていました。

患者様は工場勤務で、一日中立ち仕事をされており、安全靴を履いて作業をされています。

重い物を運んだり、長時間同じ場所で立ち続けたりすることも多く、以前から足への負担は強かったそうです。

 

 

しかし半年前頃から両かかとに痛みが出るようになり、朝起きて最初の一歩が特につらくなってきました。

仕事中も歩くたびに痛みを感じるようになり、

「仕事へ行くのが憂うつ」

「このまま続けられるのだろうか」

という不安を抱えるようになったそうです。

整形外科では足底筋膜炎と診断され、痛み止めの処方と注射による治療を受けました。

 

 

注射をした直後は少しラクになったものの、その効果は長く続かず、しばらくすると再び痛みが戻ってしまいました。

そのため毎日のように痛み止めを服用しながら仕事を続けていましたが、根本的な改善には至らず当院へ来院されました。

 

初回の状態

初回の検査では、

・両かかとに強い圧痛
・足底筋膜の過緊張
・ふくらはぎの強い張り
・足首の可動域低下
・骨盤の左右バランスの崩れ
・背骨全体の歪み

が確認されました。

 

 

特にふくらはぎの筋肉は非常に硬くなっており、仕事終わりにパンパンになるという訴えにも納得できる状態でした。

また、足だけではなく骨盤や背骨にも歪みがみられ、歩行時の負担が両足へ集中していました。

 

 

足底筋膜炎というと足裏だけが原因と思われがちですが、実際には身体全体のバランスが大きく関係しているケースが少なくありません。

さらに足底筋膜はふくらはぎの筋肉とも密接につながっています。

そのため、ふくらはぎが硬い状態では常に足裏が引っ張られ、炎症や痛みが改善しにくくなっていると考えられました。

 

当院の考え方

足底筋膜炎の患者様は当院にも多く来院されています。

そのため様々な症例を通して蓄積された経験とノウハウがあります。

当院では痛い場所だけを揉んだり押したりすることは基本的に行いません。

なぜなら、痛みが出ている場所は結果であり、本当の原因は別の場所にあることが多いからです。

 

 

今回の患者様も、かかとに痛みはありましたが、原因はふくらはぎの硬さや足首の動きの悪さ、さらに骨盤や背骨の歪みによって足裏へ負担が集中していることでした。

また、痛み止めは痛みを一時的に和らげることはできますが、身体の歪みや筋肉の硬さそのものを改善するものではありません。

そのため当院では足裏だけではなく、足全体の機能改善と身体全体のバランス調整を行いながら改善を目指しました。

 

施術内容と経過

初回は足裏へ強い刺激を加えず、ふくらはぎや足首の動きを改善しながら骨盤と背骨のバランスを整えました。

施術後には、

「足が軽くなった感じがします」

と変化を実感されました。

 

 

3回目頃には朝の一歩目の痛みが軽減し、仕事後のふくらはぎの張りも以前ほど強く感じなくなりました。

5回目頃には仕事中の痛みも大幅に減少し、毎日飲んでいた痛み止めの回数も減っていきました。

その後も施術を継続することで歩行時の負担が改善し、足裏へのストレスが減少。

 

 

8〜10回目頃には両かかとの痛みもかなり落ち着き、仕事中に痛みを意識することがほとんどなくなりました。

患者様からは、

「もっと早く来ればよかったです」

と嬉しいお言葉をいただくことができました。

 

まとめ

足底筋膜炎は足裏だけを施術していても改善しないケースが少なくありません。

大切なのは、なぜ足裏へ負担がかかり続けているのかを見つけることです。

 

 

当院では足底筋膜炎の症例を数多くみてきた経験をもとに、足だけでなく骨盤や背骨など身体全体のバランスを確認しながら施術を行っています。

長引くかかとの痛みや、仕事に支障が出るほどの足底筋膜炎でお悩みの方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。

 

症状について詳しくはこちら

足底筋膜炎・足底腱膜炎(足裏、かかとの痛み)

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