朝食を作っているだけで足裏とかかとが痛かった64歳女性が、5回の施術でほとんど気にならなくなった

64歳・女性 会社員  趣味:御朱印集め

患者様は会社員として勤務されている64歳の女性です。

3か月ほど前から、朝起きた後に右足の足裏からかかとにかけて痛みを感じるようになりました。

 

一番困っていたのが朝食を作っている時です。

起床してキッチンに立ち、朝食の準備をしているだけでも徐々に足裏とかかとが痛くなってきます。

「朝から足が痛いと、それだけでちょっとしんどいんです。」

と話されていました。

 

ただ、不思議なのが時間が経つと痛みがなくなることでした。

朝は痛いのに、身体を動かしているうちに徐々に楽になり、日中はほとんど気になりません。

 

そのため最初は、

「そのうち治るかな。」

と思って様子を見ていたそうです。

しかし3か月経っても朝の痛みが続いているため、これ以上悪くなる前に一度診てもらおうと思い来院されました。

 

患者様の趣味は御朱印集めです。

神社やお寺を巡ると自然と歩く距離も長くなります。

現在は日中に強い痛みはありませんが、今後症状が悪化して趣味に影響が出るのは避けたいという気持ちもありました。

 

初回の状態

まず実際に歩いてもらい、足の着き方や身体の動きを確認しました。

歩き方については特に大きな問題はなく、痛みをかばって歩いている様子もありませんでした。

 

次に足の状態を細かくチェックしていくと、気になったのがふくらはぎとかかと周辺の硬さです。

ふくらはぎは全体的に緊張が強く、足首からかかとにかけても柔軟性が低下していました。

 

さらに足の形を確認すると、土踏まずが低下した扁平足の状態でした。

足裏は歩いたり立ったりするたびに体重を支える場所です。

扁平足で足裏への負担がかかりやすいうえに、ふくらはぎや足首周辺が硬くなっていることで、足底からかかと周辺に負担が集中していると考えました。

 

当院の施術

施術では、痛みを感じているかかとだけを強く押すようなことはしていません。

まずは硬くなっていたふくらはぎを丁寧に緩め、足首からかかと周辺が動きやすい状態を作っていきました。

 

さらに足裏の状態も確認しながら、足底周辺へ負担の少ない刺激でアプローチ。

扁平足についても考慮し、立った時に足裏全体を使いやすくなるよう調整していきました。

普段は痛くないからこそ、毎回「朝食を作っている時の痛みがどうだったか」を確認し、それを一つの目安にしながら施術を進めました。

 

施術経過

施術を重ねるにつれて、朝に感じていた足裏とかかとの痛みが少しずつ軽くなっていきました。

以前は朝食を作るためにキッチンに立っているだけで痛みが気になっていましたが、徐々に痛みを意識する時間が短くなってきました。

 

そして5回目の来院時には、

「朝もほとんど痛くなくなりました。そういえば最近、足のことをあまり考えてないです。」

とのこと。

朝食の準備も普通にできるようになり、日中もこれまで通り問題なく過ごせています。

 

まとめ

今回の患者様は、3か月前から朝の時間帯だけ足裏とかかとに痛みが出ていました。

時間が経てば痛みがなくなるため放置しやすい状態でしたが、検査するとふくらはぎやかかと周辺の硬さに加え、扁平足も確認できました。

 

歩き方には大きな問題がなかったため、必要以上に全身を調整するのではなく、今回はふくらはぎ・足首・かかと・足底を中心に施術。

5回目には朝の痛みもほとんど気にならなくなりました。

足底筋膜炎では「朝起きた直後だけ痛い」「歩き始めは痛いけど、しばらくすると楽になる」という方もおられます。

 

痛みが一日中続いていないからとそのままにせず、長引いている場合は早めに身体の状態を確認することも大切です。

これからも大好きな御朱印集めで神社やお寺を気持ちよく歩けるよう、良い状態を維持していただければと思います。

 

症状について詳しくはこちら

足底筋膜炎・足底腱膜炎(足裏、かかとの痛み)

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